今日2006年7月22日に、ようやく、4枚のディスクが揃ったので、グレース・グリフィスを掲載できます。
この写真のCDが最新の2006年発売ものです。
Grace Griffith/グレース・グリフィスの歌を聞くと、真っ先に思い浮かべるのはベス・ニールセン・チャップマンです。 カントリー歌手の範疇に入らなくても、メアリーブラックとかベス・ニールセン・チャップマンほどの歌手になると、掲載せざるを得ないので、私のサイトのメインページには【ジャンルを超えるほどの歌手】を、時々登場させています。 さて、グレース・グリフィスは、ベス・ニールセン・チャップマンほど完成されておらず、CDディスク録音の出来も、いまひとつ不満が残るのだけれど、このタイプの歌手は、とても希少価値があるのです。
アイルランド系歌手とかケルティック歌手と呼ばれる女性歌手には、こういう歌い方をする歌手が多いので、一聴すると、どれも同じように聞こえてしまうきらいはある。旦那フクロウが、当を得たことを言った・・「華がないのが惜しまれる」と。
この力量で華が有れば、とうに世界に知られる歌手になっていたことであろう。
しかし、歌の説得力という点で、グレース・グリフィスは、同じ傾向の歌手達の中で、抜きんでた力量を示します。アルト声域歌手で、しっとりとした歌い方をするのがお好きな方は、まずは最右翼としてGrace GriffithのCDを聞いてみることをお薦めします。
CD通販サイト内のストリーミングページ行き



ジャケット内に、グレース・グリフィスの人となりが解るような写真がありましたので、掲載します。
グレース・グリフィスは若い歌手でもなく、進行性の病気であるパーキンソン病を患っている方なので、いつかは、CDのリリースが途切れるかもしれない。今までに発売されたCDも、年齢からすれば多くはなく、5枚前後と思われます。我々は、彼女が残してくれた遺産を、感謝を込めて聞くことにしよう。

ライナーノーツによれば、80年後半から90年代にかけて、エヴァ・キャシディがグレースのコンサートを、何度も聞きに行ったという。当時既にグレースは地域的に知られた歌手だったし、エヴァはグレースのファンであった。

また、エヴァの曲を業界に紹介したのもグレースだった。後日、今度は逆にグレースがエヴァの小さなコンサートを聞きに行き、その素晴らしい歌に感銘を受け、彼女のプロデューサーにエヴァの素晴らしさを語った。その後、グレースはエヴァの自宅を訪ねて、エヴァが癌であり、余命が残されていないことを知る。グレースはプロデューサに、今すぐ急がなくては、エヴァの歌が失われることを伝えた。そういう経緯があるので、我々がエヴァ・キャシディの歌をCDで聞けるのは、グレースの功績のおかげでもある。



最後に、3枚のCDジャケット写真をまとめて掲載しておきます。上が表紙で下が裏ジャケット写真。
発売年は、左から1993・2003年もの、中は2000年、右が1996年です。


このHPは個々のCD解説よりも、CD写真を通してカントリー音楽に関心を持っていただき、カントリーミュージックのファンを増やす目的で開設しました。興味を持たれた方は、ネット上のCD販売サイトを訪れて、ストリーミングで曲のサワリを聞いてからCDを購入してください。